【ひよこ組】 感覚遊びを楽しんでいます♪

 

 

6月に入り、園庭の紫陽花も色鮮やかに咲き始めました。

 

 

蒸し暑い日も増え、季節の移り変わりを感じます。

 

 

 

雨の日にはひよこ組の窓や網戸には雨粒が伝って落ちてきたり、水滴が付いていて室内からも雨粒がキラキラ輝いて見えます。

 

 

その雨粒を見つけた子どもが不思議そうに近寄り『これはなにかな?』と触れようと手を伸ばしていると・・・

 

 

 

 

 

 

 

その様子を見ていた他の子どもたちも寄ってきて、みんなで雨粒を触ろうと手を伸ばしたり、窓を手のひらでパンパンと叩いてみたりしてしばらくの間、雨粒が弾いたり流れて行くのを見て楽しんでいました。

 

 

 

子どもたちの小さな気付きが、心と身体の彩り豊かな成長に繋がるように寄り添っていきたいと思います。

 

 

 

保育室では、慣れ親しんだ玩具の他に新たに感覚遊びを楽しめるような玩具を手作りしてみました!

 

 

 

空き容器に洗濯のりとビーズや綿のボールを入れた〈センサリーボトル〉や、ジップロックに入れた〈センサリーバック〉です!

 

 

 

 

 

 

 

新しい玩具にさっそく興味を示して『これはなんだろう?』と手に取り、逆さまにしたり振ってみたり・・・

 

 

 

洗濯のりの粘着で中のビーズや綿ボールがゆっくりと移動するので ❝じ~❞ っと動くのを見て楽しんでいました。

 

 

 

また、センサリーバックは大きめのジップロックには水のみを入れた物、小さめのジップロックにはボトルと同じ洗濯のりとおはじき等を入れてみました。

 

 

 

 

 

 

こちらも、振ったり持ち上げたり踏んでみたりして「ぽにょんぽにょん」と音が鳴るのを楽しんだり、指で触ったり押したりして「ぷにぷに」とした感触を楽しんでいました!

 

 

 

また、水と洗濯のりでは感触や冷たさも違うので、子どもたちなりにそれぞれの違いも感じ取って面白さを味わっていました。

 

 

 

もう一つは、ペットボトルの中にワイヤーを通して、ひっくり返すとチェーンリングがくるくると回りながら落ちてくる〈リングトイ〉です。

 

 

 

 

 

初めのうちは保育者に『やって』と持ってきたり、振って「カシャカシャ」音を楽しんでいたのですが、遊びながらコツを掴むと自分でペットボトルをひっくり返してチェーンリングが落ちてくるのを繰り返し楽しむようになりました!

 

 

 

くるくると回ってくる視覚からも、落ちてくるときの「カタカタ」音の聴覚からも楽しめるお気に入りの玩具になりました♪

 

 

いろいろな色のすずらんテープもお気に入りの遊びのひとつです!

 

 

 

 

 

 

すずらんテープは、握ったり裂いたり静電気でくっついてきたり、湿り気のある裸足の足の裏にもついてきたり、でも風が吹くとふわふわと動く…子どもたちにとっては不思議だらけの素材です!

 

 

触れると「カサカサ」音が鳴るのも大好きな要素です!

 

 

保育室の壁にすずらんテープのガーランドを作ってみると、引っ張ったり横に移動させたり細かく裂いたり音を鳴らしたりして、いつでも好きな時に遊べて楽しんでいます♪

半透明でカラフルな色合いが見た目にも涼し気です!

 

 

お花紙やオーガンジーの布もやわらかい感触で気持ちがいいです。

 

 

 

 

 

お花紙はやわらかいので指でつまむと簡単に破けて、細かくなるまで集中して遊んでいます。小さくなると『ゴミみつけたよ』と言うように保育者に持って来てくれます!

 

 

また、コーナーの仕切りにあるオーガンジーは、半透明で向こう側が透けて見えるので友だちや保育者が居るとわかって『いないいないばぁ!』とめくって出てきたり、ハイハイでくぐったりしてオーガンジーのフワフワな感触や友だちとの関りを楽しめる場所となっています!

 

さまざまな素材に触れて遊ぶ〈感触あそび〉を通して指先の感覚がわかったり、五感を育むことに繋がっていきます。また、『もっと触ってみたい!』『これはどんな感じだろう?』と好奇心や想像力を養うことができ、0歳児の発達に良い影響を与えるとされています。

 

 

これからもより多くの感触に出会えるように、たくさんの素材を用意して子どもたちの「ふしぎだなぁ!」「おもしろい!」と思う気持ちに共感していきたいと思います。

そしていろいろな感触遊びを経験した上で、これから初めてとなる水・泥・プールあそび・絵の具あそびへとステップアップし、楽しんでいけたらと思っています*