恵泉こども園では、通年カブトムシを飼育しています。
夏には、成虫に孵化した雄と雌を同じ飼育ケースに入れクラスで飼い、その後夏の終わりに産まれた卵を一つのマット(広葉樹をくだいたもの:餌)にまとめ、冬を越しています。
そして、春になりました。
古いマットでは大事な幼虫が病気になりやすいので、新しいマットに交換です。
さあ、年長組の出番です!
古いマットの中からカブトムシの幼虫を探します。幼虫はどこにいるかな?
幼虫を見つけ、素早く新しいマットにお引越しです。
手探りで探していくと、まるまるとした大きな幼虫が12匹ほど見つかりました。
「大きいね!!」 「動いてる!」 「潜っていくよ!」 「土の中にいたいんだね」 と新しいマットに移動した幼虫を、興味深く観察する子ども達。
蛹になる為に栄養を取る為、3月後半から4月中は幼虫たちがマットをたくさん食べる時期です。新しいマットをたくさん食べて大きく育ってほしいです。
幼虫は常にマットの中にいて様子を伺うことはできませんが、玄関にいるカブトムシを時折思い出しながら、成虫になって姿が見れることを楽しみに待ちたいと思います。