いよいよ12月 ~ 降誕劇をしながら ~

11月の間、理事長先生からの聖話ではクリスマスの話をお聞きしました。

夜も寝ずに羊の世話をしている優しい羊飼いたちが、イエス様が生まれた知らせを一番に天使から聞いた場面。不思議に赤く輝く星を見つけ、ラクダに乗り神様の御子に捧げ物を持って行った三人の博士の話。何千年もの間、神様は自分の子どものお母さんになる人を探し、いつも人の幸せの為、平和の為に祈りを捧げるマリアさんを見つけたお話。などです。

 

保育室に降誕(クリスマス)の絵本を飾ると、興味深そうに眺める子の姿が。

また別の日には、お友だちと一緒に絵本を読んでいる様子もありました。

「先生見て! 理事長先生が話してたのと同じだ。3人の博士の肌の色が違うよ。」

と降誕の絵本を見ながら聖話の内容を思い出し、クリスマスに関心を向けている様子が感じられました。

クリスマス会で演じる役が決まると、「僕は黄金」「乳香ってどんな匂いなのかな?」と、劇の練習でも使えるようにお話に出てくる道具を作る様子も見られました。

また、「一緒にやろう♪」と、お友だちを誘って降誕劇ごっこを楽しむ姿も。

 

 

劇の最後に歌う ”♪グローリア”の歌詞を書くなど、様々な表現で降誕に触れる様子がありました。

理事長先生からの聖話や絵本を通して本当のクリスマスを知り、また登場人物の心情(羊飼いさんは、天使が空から降りてきて驚いただろうね。ヨセフさんはマリアさんと赤ちゃんの為に、ゆっくり歩いてロバを引いて歩いたんだね。疲れなかったかな?などみんなで考え合う時間も設け過ごしました。

12月は、クリスマス会に向け降誕劇の練習(歌、動き、セリフなど)もしていきます。一人ひとりが自信を持ってステージに上がってほしいと思いますが、それだけではなくクリスマスの本当の意味を感じ取り、”神様やイエス様に喜んでもらえるためには?”と優しさや愛を持って過ごしていきたいと思います。