【年少組】年長さんの劇を一緒にやってみたよ!

朝遊びでは、クリスマス会後から種のお話の余韻に浸りながら子ども達同士で劇ごっこを楽しむ姿や、年長組の降誕劇に憧れの想いを抱き、「私も天使になってみたい!」『僕は星になりたい!』と話すようになりました。

いつの間にか天使の歌や、宿屋さんの歌を覚えて、ところどころ歌っている子もいます。

 

そんなある日のもも組では「イエス様の劇をするからお客さん呼んできます!」と出かけていった女の子2人。呼んできたのは、なんと!!ばら組の子どもたちでした!!

 

クラスは、年長組のお客さんでいっぱい!

 

年長さんを前に、天使とマリアの歌の掛け合いの場面をやって見せると…年長組のお兄さん、お姉さんはとっても温かな眼差しで見てくれました。

途中、歌詞が飛び飛びになるところも、自然と続きを一緒に歌ってくれたり、振り付けや動き方をやりながら教えてくれました。

そんな優しい年長さんの姿に、見ているだけだったクラスの子ども達も一緒に歌ってみたり、「私もやってみたい!」と憧れの思いは増すばかりでした。

 

次の日、ちゅうりっぷ組では、天使の衣装を作って身に付け、「年長組さんにみてもらいたい!」と張り切る子ども達たちの姿がありました。

 

ばら組さんも「年少さんと一緒に降誕劇しようか!」とちゅうりっぷ組にも遊びに来てくれました。

そして、この日も一緒に歌たり、踊ったりを見せて教えてくれました。

 

年長組さんが目の前で歌う迫力に、途中からは、座り込んで見入っている子どもたち。

 

その後、なりきって降誕劇ごっこをしたい!という気持ちに拍車がかかり、身につける物作りを始める子や、気に入った歌のフレーズを何度も繰り返し歌っている子どもたちでした。

 

クリスマス会後に、こうして他学年の劇に親しみを持ち、遊びの中で自分のものにしていこうとする姿や、伝統的な降誕劇がこのようにして語り継がれていくことを目の当たりにし、大切に引き継いでいきたいなと改めて感じました。