ひばり組の子どもたちは、言葉でのやりとりが増え、「ピザ屋さんで〜す!」「紙芝居屋さんだよ」と子どもたち発信でごっこ遊びを楽しむ姿が見られるようになってきました。
そんな子どもたちが最近楽しんでいるのは『消防士ごっこ』です。
ある日の朝のこと。
お友だちが拾ってきてくれた赤い葉っぱを飾っておいたら、赤い葉っぱが"火"に見えたようで、「シュ〜!」と水をかける真似を始めました。
それを見た他の子どもも集まり、「かじだー!」と火を消す遊びが始まりました!
保育者が火事の絵を描くと、他の友だちがその絵を今度は別の場所に貼り、「ここも かじ だよ!」と知らせる役になりきる子もでてきました。
火事を知らせる人、火事を消す人の役割りがしっかりあって、それぞれの役割の中でこの遊びを楽しんでいました。
上の写真は牛乳パックをホースに見立てている様子です!
遊んでいくうちに、しっかりと水が出るホースや消防車がほしいな、という話になり、スズランテープのホースをつけ、子どもたちと保育者で消防車をつくりました。
この消防車は大人気で、多い時は2,3人で乗ってパトロールしています!
また、「かじだ!しゅつどう!」の絵本を読んだ時に「マスクつけてるよ!」「帽子もかぶってる!」と消防士の服装にも注目していた子どもたち。
そこから消防服づくりも始まりました。
この消防服を着てさらに消防士になりきって楽しんでいます!
消防服にもそれぞれこだわりがあり、中には服に電話がついている子どももいるんですよ!
電話をすると「もしもし?どうしましたか?」と本物の消防士のように応えてくれていました。
こちらは、はしご消防車です。
遊ぶ中でどんどん子どもたちのイメージが膨らんでいきます。
今は、「消防車が走る道路がほしいね!」という話になり、道路作りを楽しんでいます。
ここは「駐車場だよ!」「信号もいるね」「お家もあったらいいんじゃない?」と作ったり考えたりする姿はとても楽しそうです!
これからこの遊びはどのように発展していくのでしょうか・・・!
子どもの"やってみたい!"を大切にしながら遊びが深まっていくのを支えていけたらと思います。