年長組 6月の園庭遊びの様子

 今年の梅雨はあっという間に明け、恵泉こども園ではプール遊びが始まっています。6月中は、園庭に裸足で出かけ、水、泥の気持ちよさを感じたり、砂場を拠点に友だちと水の流れを考え、水路作りなどの遊びを楽しみました。

 砂場は大きな池になりました。ダムを作ったり、壁に穴を開けトンネルを開通させたりと、様々の道具や素手を使い、泥、水、砂と自分なりに関わっています。

「この場所水が通らないね。」「これ使おうよ。」とイメージが友だちと共有できる時もあれば、「この場所 今、水流さないで!!」「なんでこの壁壊したの!!」と、互いの作りたい場のイメージが合わず言い合いのなる場面も……

 そんな時は、友だちの作りたかった場の雰囲気を聞き、互いのイメージを合わせていきました。

また別の日には、水路作りを利用して、流しそうめん遊びも楽しみました。

 すずらんテープや毛糸をそうめんに見立て、水の力を利用し流していきます。”割り箸を使って上手につかめるかな?”

お椀に入ったそうめんを持ち、テーブルへ。

嬉しそうに運んでいました。

雨が降った日には、レインコートと傘をさして雨の日のお散歩へ。

じゃぶじゃぶ池に落ちる雨粒の波紋を見つけ、「バチャバチャって音がするね。」と、いつもとは違う園庭の姿に気付く子ども達もいました。

 様々に変化する天候の中で園庭遊びを楽しみ、季節の移り変わりを感じたり、先日の雷や豪雨の時には、「神様今日はどうしたんだろうね?」と、聖書の話を思い出し神様を思ったりと、自分達が経験した事や覚えている事と、実際に目にしている現象を結び付け考える様子も見られました。

 

 さあ、7月になりました。暑い夏だからこそ楽しめる遊びを十分に楽しんでいきたいと思っています。