年長組になって、自分の絵の具(8色)を使い始めています。
始めは、クラスので使うお当番表作りで1色、ペールオレンジを使い、自分の顔の輪郭の中を丁寧に塗ることが出来ました。
次に、母の日のプレゼントで、お母さんの顔を描きました。
肌の色とほっぺのピンクの2色を使いました。
「白を多くすると薄くなるんだね。」と初めての混色で気づいたことを伝えあっていました。
「もっといろいろな色を使ってみたい!」
次は、画用紙にクレヨンで線を描き、できた形の中を、好きな色で塗っていきます。
「青と赤を混ぜたら紫になるよ!」「みて!いい色ができたよ。」と
好きな色を使って、混色を楽しみながら塗ることができました。
パレットに絵の具を出したり、筆と水の使い方にも少しずつ慣れていきます。
絵の具が大好きになった子ども達。
次は、畑で大きく育った 「キャベツ」のモチーフ画を描きました。
モチーフ画とは、素材や題材という意味があり、
「キャベツ」は「黄緑色」などの本物の色の概念にとらわれず、
子どもたちが感じたまま絵の具で塗って自由な発想で表現するものです。
実際に収穫したキャベツを食べる活動も経験していたので、
「おいしかったキャベツの味」をイメージして塗っていく姿も見られていました。
今後も、絵画活動を通して、子どもたちが『絵を描くって楽しいな。』『絵の具っておもしろい!』と感じながらのびのびと表現し、描いていくことができるよう支えていきたいと思います。