自分の身の回りのことが少しずつできるようになってきた子どもたち。
11月より、今までお家の方がしてくれていた朝の身支度を、自分でやるようになりました。登園時に着てきた上着をハンガーにかけたり、通園バックからコップを出したり、手拭きタオルをタオル掛けにかけたりしています。
大人がやってあげることは簡単ですが、子どもたちが “自分で!” という意欲が出てきたら、その姿を見守り、できないところをさり気なく援助して自分でできたという自信につながればと思い、少しずつ手を引いています。
自分でできるようになると嬉しいようです。
また、できなくて困っているお友達に「やってあげようか?」と、
優しく声をかける姿が見られたりと、少し前まで自分だけで精一杯の
子どもたちが、周りに目を向けるようになり、心配したり、
時には手を貸してあげたりする心が育っていることに嬉しさと頼もしさを感じます。
近くにある公園にみんなで散歩にいきました。
公園には落ち葉がたくさん!
子どもたちはみんな大喜びで落ち葉の上を走り回ります。
葉っぱの上を歩いてガサガサなる音を楽しんだり、
落ち葉をいっぱい集めて せーの!
ヒラヒラと降って落ちる葉っぱの様子を面白がっています。
「どんぐり見つけた~!」と、落ち葉の中から小さなどんぐりを見つけて嬉しそうに見せてくれました。
「ねぇねぇ、ここに何かいるよ!」
『何かな?』
「一緒に探してみよう!」
こんな会話が聞こえてきます。
保育室では、おままごとや、ごっこ遊び、積み木、ブロック、製作コーナーがありますが、今は製作コーナーにあるハサミに夢中です。ハサミの使い方を先生に教えてもらい、1回ハサミを入れると切れる細さで、切りやすいような薄い紙を用意しましたが、何度も繰り返すうちに、画用紙や、ビニールテープなども切れるようになってきました。切った素材をお皿にのせたり、テープやのりで貼っていろいろな作品を作れるようになってきています。
今後も、子どもたちが楽しめる素材を用意して、遊びがより楽しめるような環境をつくっていきたいと思います。